4回目の緊急事態宣言が7月12日に発出されましたが、東京都の1日あたりの感染者数は5月の第4波のピーク(1121人)を超え、過去最高の3千人に達し最悪な事態です。
都議選で、都民からは今夏の五輪はやるべきではないという民意が示され、東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議では、変異株への置き換わりが進み増加比が上昇すると「危機的な感染状況になる」と分析しています。
こうした中で開幕した東京五輪では、選手・関係者に新規感染者が相次いで確認され、政府の「水際対策」にも大穴があることが明らかとなり、このままでは医療体制が逼迫し、まともな医療を受けられないまま救えるはずの大切な命を失う事態が再現しかねません。
党区議団は、区民の命と健康を守る自治体として、「五輪より命が大切」の立場から東京五輪は今すぐ中止を決断し、コロナ対策に集中するよう東京都と国に求めることなど、12項目について緊急に取組むよう強く申し入れました。
「新型コロナウイルス感染症対策に関する緊急申し入れ」(第8次)