日本共産党文京区議会議員団は、区民のための区政を目指します

　新型コロナウイルスの感染力のより強い変異株が広がる中、政府は東京五輪・パラリンピックの開催を強行しようとしていますが、
　人流を動かし、人を集めることや海外から関係者を大量に受け入れる大会開催は、新たな感染症拡大を引き起こすのではないかとの不安の声が出されいています。
　こうした中、文京区では１万３千人（都内90万人）の子どもたちを対象に、学校と連携した東京五輪・パラリンピック観戦に動員する計画が進められています。
　コロナ感染が収束しないなかでの学校連携観戦は、公共交通機関での移動などの感染拡大のリスク、炎天下でのマスク着用と水筒持参の規制などによる熱中症のリスクなど、子どもたちの命を危険にさらしかねない計画であり、絶対に容認できません。
　さらに、学校連携観戦でキャンセルを受け付けるとする大会組織委員会の文書が、各県では各自治体に送られていますが、東京都は市区町村に送付されていないことも明らかになっていることなどから文京区長、教育長に対し緊急の申し入れを行いました。


「東京オリンピック・パラリンピック大会、学校連携観戦の中止を求める緊急申入れ」