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2011年 6月 9日  文京区でも放射能量測定調査を!
2009年 4月 10日  文京区第3次「行革」、文(ふみ)の京(みやこ)が泣く、図書館丸ごと委託
2009年 4月 10日  春日・後楽園駅前再開発、都市計画の決定急ぐな―住民の声はもう聞かないのか?
2007年 8月 9日  総合体育館の移設計画見直しは区民本位で 元町公園は文化財として保存を
2007年 7月 1日  元町公園は文化財として保存し、体育館移設計画は取り下げを
2006年9月19日  区立元町公園の存続問題について
2006年9月19日  新大塚公園は存続すべき

11/06/09掲載

文京区でも放射能測定調査を!

いま私たち区議団に、「文京区内の保育園や公園の砂場の放射能測定をしてほしい」「小学校校庭の土壌やプールを測定してほしい」、「区が測定器を購入し貸し出してほしい」などのメールが多数寄せられています。

5月20日区長に申し入れ、6月6日には子育て支援部長、学校教育部長に要望しましたが、区は測定すると言いません。「計ってどうするんですか?」という始末。区民の不安を取り除き安心を与えるのが自治体の仕事のはず。

東京23区のうち、14区が保育園や学校の庭やプールの独自測定を始めます





09/04/10掲載

文京区第3次「行革」
文(ふみ)の京(みやこ)が泣く、図書館丸ごと委託


文京区は、「第3次行財政改革」の目玉として、真砂図書館以外の全地域館
への指定管理者制度導入を打ち出しました。22年度から実施する予定です。

3月に行われた「文京区のよりよい図書館をつくる会」の勉強会では、他区
の図書館の指定管理者職員から実態が報告されました。

司書も他職員も全員1年契約で、月収は18〜20万円で昇給はありません。
また、アルバイトは800円〜950円の低賃金で雇用保険もありません。職員が定着
しないため、新人研修が常態化しています。地域館の横の連携は皆無となった現状が語られました。

区立図書館の丸ごと委託はやめ、図書館検討協議会を区民参画でつくるよう提案しています。




09/04/10掲載

春日・後楽園駅前再開発
都市計画の決定急ぐな―住民の声はもう聞かないのか?


当初計画の155mの超高層ビルを、住民の運動で141mに下げたものの問題は解決していません。70億とも80億ともいわれる税金が投入されるというのに、計画自体を知らない区民も大勢います。

近隣住民の方々は、建ぺい率の緩和や「グリーンバレー」設置の法的問題、風害や景観などに対し、納得できる回答がないと一万人署名を取り組んでいます。

日本共産党は、区民に情報を公開して、心配する区民の声を受け止め、計画を見直すよう求めています。




07/08/09掲載

総合体育館の移設計画見直しは区民本位で
元町公園は文化財として保存を


元町公園を旧元町小学校跡地に移し、元町公園跡地に総合体育館を移設する区の計画に対し、多くの区民や学者も反対を唱え、公園の都市計画を変更するための文京区都市計画審議会は異例の3回継続審議となり、結論を区長選挙後に持ち越していました。

8月6日、第4回目の都市計画審議会が開催されました。戸沼会長は、「元町公園の歴史性や文化性について議論を深めるなど、なお検討すべき課題が残っている」「社会的影響が大きい内容を含んでいることから、区民はじめ広範な方々から意見などを聞いて再検討されたい」と、区に見直しを求める答申案を提案し、同審議会で了承されました。
区は今後、地元住民や専門家など内外の関係者からなる協議会をつくり、あらためて総合体育館の建て替えと元町公園問題を検討していく方向です。

日本共産党は、元町公園の維持管理を改善し、現状保持による文化財指定を行うこと。元町公園への総合体育館の移設計画は区民本位で変更することを求めています。


元町公園とは

関東大震災後の「帝都復興小公園」としてつくられたもので、都内52ヵ所のうちただ1つ当時の姿を残している公園です。

左右対称に設計されたイタリア・ルネッサンス式庭園で、階段状に水を流すカスケードなどが特徴的です。

2004年3月、都の「史跡等整備検討委員会報告」で「都指定名勝として詳細な調査をすべき候補」の1つに挙げられ、文化財保護審議委員からも、都、国の文化審議会等からも「国もしくは都の文化財として指定するに相応しい」と意見書が出されています。

2006年、「日本の歴史公園百選」と「日本の美しい歴史的風土百選」に選ばれました。



07/07/01掲載

元町公園は文化財として保存し、
体育館移設計画は取り下げを


公園廃止のための都市計画審議会は三たび継続に

元町公園廃止についての都市計画審議会は、3月19日、三度目の継続審議となりました。これは、極めて異例の事態であり、全国的にも都市計画や造園・文化財関係者、マスコミからも注目を浴びています。

一部保存案は名勝としての価値を消滅させる=国の名勝委員会

区教育委員会は、文京区文化財保護審議会に元町公園の文化財指定について諮問することを拒否しましたが、当の「審議会」委員全員による「元町公園・元町小学校の保存・活用に関する意見および要望書」が提出されました。公園の一部保存案について、「東広場・小広場およびその周辺を壊した後に再整備するという案に賛同することはできません。」とし、元町公園が「国もしくは都の文化財として指定されるに相応しい」ので「今後、元町公園・旧元町小学校の文化財としての価値を減じることなく、保存・活用の措置を取る事を強く要望いたします」としています。

国の文化審議会第三専門調査会の名勝委員会からも、文化庁長官あてに「東京都文京区元町公園の保存に関する意見書」が再度提出され、区の一部保存案に対して「公園から切り離された施設は公園ではなくなり、名勝としての価値を消滅させるもの」と断じ、「この公園は国の名勝に相応しいもの」、「文化財として指定をする絶好の機会である」と提案しています。

それにもかかわらず、区長は、所信表明演説で元町公園について、「高低差が多く、平地面積が少ないため敷地の効率的活用や安全面において問題を抱えており、改善が求められて」いると述べました。いまだにこのようなレベルの認識で元町公園を語っていることは驚きです。


元町公園は文京の宝・日本の宝

この公園は「日本の歴史公園100選」で小石川後楽園、六義園等と並んで選ばれ、「日本の美しい歴史風土100選」にも選ばれている、いまや「文京区の宝」です。都市計画審議会の席上、学識経験者の委員から「日本の元町公園」と指摘されるような公園です。「利用上の問題があるとすれば、ひとえに維持管理のあり方に帰す」と、景観審議会委員の斎藤教授ほか多くの研究者が指摘しており、高低差も安全問題等も文化財としての価値を損なうものではなく、現状保存しない理由にはなりません。

文京区の文化財審議会委員全員と東京都教育委員会の史跡等整備委員会、国の文化審議会が「文化財」であると言っているのですから、今や元町公園が文化財であることは疑いようもありません。


計画案は取り下げ、再度練り直しを

区長は、所信表明では、「総合体育館を含めた一体的整備案は、公園機能と防災機能の向上を図る視点から有効な方策の一つであると考えております。」と述べていますが、都市計画決定を急がず、あらゆる可能性の検討こそ、今行ない、元町公園を「文の京」に相応しく保存し、観光資源としても生かすべきです。

三度も継続審議となった都市計画案は一旦取り下げ、区民も研究者も参画した協議機関を設置し、再度計画を練り直し、合意形成に向けて新しく仕切り直すのが最善と考えます。



06/09/19掲載

区立元町公園の存続問題について


今年3月、文京区は元町公園の位置を変更し、湯島にある総合体育館を移設する計画を発表しましたが、多くの区民や造園学会、建築史学会などから、元町公園は関東大震災後の復興計画で整備され当時の姿を唯一残すものであり、保存してほしいという強い要望が出されています。

04年 都の名勝指定の打診を握りつぶした文京区

区はこの問題で、4月に都市計画公園変更の説明会を3回開いただけで、7月26日に都市計画審議会を開きましたが、委員から「区の文化財保護審議会にかけて文化財としての価値についてきちんとした見解をもらわないと議論に入れない、また、景観審議会を開いてほしい」等の意見が出されました。戸沼幸一都市計画審議会会長は、今の段階で懸案について賛否をとる状況ではないとして、都市計画公園の変更については継続審議となりました。

わが党の国府田委員は、審議のなかで、04年3月に行われた東京都の「史跡等整備検討委員会」報告のなかで、元町公園が都の名勝の新たな指定対象として詳細調査をすべき候補の一つに上げられていたことを明らかにしました。区は「04年8月末に都の担当者から電話があった。9月に入り、区の担当者が都の担当者と面談した」と述べていますが、このようなやりとりがあったにもかかわらず、区は元町公園について文化財保護審議会で議論することもなく、文化財としての検討を全く行っていません。
わが党の調査によると、04年9月7日に、区の生涯学習部とみどり公園課、都教育庁生涯学習スポーツ部計画課文化財調査担当係長とが打ち合わせをしています。当時の都の係長より文化財指定までのスケジュールが提示され、05年2月には都の文化財審議委員会に諮る、3月には文化財指定書の交付式を行う予定まで出されていました。また04年7月には、文化庁文化財審議会名勝部会委員9名から、河合隻雄文化庁長官に「区立元町公園の保存に関する意見書」が出されており、そこでは、「今般、東京都文京区におきましては、元町公園の移設を計画しておりますが、この計画が実現しますと元町公園の現在の姿が失われることになり」、「わが国の文化財の保存において、禍根を残すことになると考えられますので、意見を申し述べます。」と指摘しています。
なぜこの時点で、区の文化財保護審議会を開催し、検討しなかったのか。また、元町公園の移設について、議会に正式に報告があったのは今年の3月です。04年の時点で区議会や区民に知らせず区の一部分で秘密裏にことを運んだのです。


シビック建設時の文化財保護法違反の反省生かして

1995年の第1回定例会で、わが党の金森久城議員の代表質問で明らかになったように、当時の遠藤区長と富田教育長は、文化財保護法80条と91条違反を承知でシビック建設を強行したことの事後処理として、91年12月に都教育長に6項目にわたる確約書を提出しています。また、遠藤区長は当時の文化庁長官にあてて、「シビックセンター建設につきましては、国指定文化財小石川後楽園への影響に関し、関係機関との協議を了することなく、また、埋蔵文化財に関する所定の手続きが不十分なまま工事に着工し、貴庁に多大なるご迷惑をおかけいたしました。」「地方公共団体である区として適切を欠くところであり、ここに深く反省し、今後は文化財等に関する問題につきましては、貴庁をはじめ関係機関のご指導を賜り、適切に対処して参る所存でございます。」という詫び状まで書いています。

都に提出した6項目のなかで、区文化財保護審議会を設置し文化財の保護育成について積極的に対処していくことや、小石川後楽庭園から湯島聖堂に至る歩道の緑道化に努めるなどの約束をしていますが、煙山区長は知らないはずはありません。今回の問題で、シビック建設のときの教訓を生かすべきです。

「ふるさと歴史館だより」―元町公園部分が消えた

今年4月発行の「文京ふるさと歴史館だより」は、8頁のうち2頁をさいて「昭和初期のモダンデザインの息吹と都市計画の理想を感じることができる」などと、元町公園の歴史や造形の価値などが記されていましたが、その部分が廃棄され6頁だてパンフに作り変えられていたことがわが党の調査で判明しました。

区は「削除した記事の内容は、執筆した学芸員の個人的見解」としていますが、改修しオープンした昭和60年4月号の区報では、「元町公園は開園当時の姿を残している唯一のそして、造園史上極めて貴重な公園です」と大々的に宣伝しています。歴史と文化のまち「文の京」を標榜する文京区が、なぜそこまでして元町公園の文化財的価値を隠すのでしょうか。

元町公園は名勝指定し保存を

区は9月4日、元町公園に関する学識経験者との意見交換会を非公開で開き、再度、都市計画審議会にかけようとしていますが、9月8日には、区の文化財保護審議会委員が連名で、元町公園・元町小学校の保存・活用についての要望書を提出しています。

区はこの事実を重く受け止め、文化財保護審議会を急いで開催し、元町公園の文化財的価値についてきちんと検証し、都と協議して新たな名勝に指定し、保存すべきです



06/09/19掲載

新大塚公園は存続すべき


40年の歴史があり大きく枝を伸ばした桜の古木、ケヤキやプラタナス、ヒマラヤ杉など樹齢50年以上の木々が生い茂り、利用度の高い新大塚公園を、なんとしても残してほしいという切実な願いの署名は、すでに1万7千筆を超えています。

区は8月に、都市計画公園変更のための説明会を4回にわたって開きましたが、この説明会のなかでも公園を残してほしいという区民の切なる声は大きくなるばかりです。

区は「お互いの考え方の繰り返しの状況になっている」などとして、説明会を終了使用としていますが、多くの区民は都市計画公園変更の説明会を引き続き行うべきだと切望しています。区民が納得いくまで説明会を開くべきです。

区は、基本構想で「潤いのある都市の暮らしにとって、緑はかけがえのない環境条件である。その緑の景観を含め、心地よさと美しさを大切にして、『文の京』にふさわしいまちの風情を保持し、創り出し、次の世代に手渡していく。」と掲げています。また、99年3月に策定された「緑の基本計画」で、基本理念として「人々が手を携え、自然の母体である緑を愛し、守り、育みます。そして、豊かな歴史・文化とともに未来の子どもたちに伝えます」としています。これらの考え方に立つならば、新大塚公園は当然残すべきです。

また、代替公園は五中につくる計画ですが、急坂に面してアクセスが悪く傾斜路ばかりになる恐れがあり、既存の新大塚公園の代替公園にはとてもなりえません。

区は、都市計画公園変更の説明会が終ったと、都市計画審議会を開いて決定していくという機械的な対応は絶対にやめるべきです。1万7千筆をこえる新大塚公園存続の声を真摯に受け止めて、新大塚公園を存続の方向で検討しなおすべきです。